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2020.12.25

プロテオグリカンの関節訴求効果に関する試験データ

軟骨前駆細胞増殖試験

試験方法
ATDC5(理化学研究所)に増殖培地を用いて細胞を播種し、24時間後にプロテオグリカンおよび低増殖培地を用いて、5%CO₂、37°Cの条件にて7日間培養を行いました。培養後、細胞数をMTT法により測定し、コントロールを100とした際の相対値により軟骨前駆細胞増殖能を評価しました。

ISNFF2011にて発表

結果と考察
プロテオグリカンには濃度依存的に有意な軟骨前駆細胞増殖促進作用が認められました。
以上の結果より、プロテオグリカンには軟骨前駆細胞増殖を促すことで変形性関節症を予防および改善する効果が期待できます。

軟骨分化促進作用

ISNFF2011にて発表

試験方法
ATDC5(理化学研究所)に増殖培地を用いて細胞を播種し、5%CO₂、37°Cの条件にて7日間培養を行いコンフルエントの状態にしました。その後、プロテオグリカンを添加して21日間培養を行いました。培養後、アルシアンブルー染色により軟骨分化能を評価しました。そして、その取得画像をWinROOFにて定量解析しました。

ISNFF2011にて発表

結果と考察
プロテオグリカンには、濃度依存的に有意な軟骨分化促進作用が認められました。以上の結果より、プロテオグリカンには軟骨前駆細胞から軟骨細胞への分化能を促すことで変形性関節症を予防および改善する効果が期待できます。

石灰化抑制試験

ISNFF2011にて発表

試験方法
ATDC5(理化学研究所)に増殖培地を用いて細胞を播種し、5%CO₂、37°Cの条件にて7日間培養を行いコンフルエントの状態にしました。その後、増殖培地と軟骨分化誘導剤を用いて、さらに21日間培養し軟骨を形成しました。その後、プロテオグリカンを添加し、石灰化誘導培地を用いて、3%CO₂、37°Cの条件にてさらに24日間培養を行いました。
培養後、アリザリンレッド染色により石灰化能を評価しました。そして取得画像をWinROOFにて定量解析しました。さらに、アルシアンブルー染色にて培養後の軟骨状態を評価しました。

ISNFF2011にて発表

結果と考察
プロテオグリカンには顕著な石灰化抑制作用が認められました。また、軟骨の状態が維持されていることも確認できました。以上の結果より、プロテオグリカンには軟骨の石灰化を抑制し、軟骨を維持することで変形性関節症への予防および改善効果が期待できます。

 

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