化粧品原料開発の歴史

通常、原料開発から小売店での販売、その後マーケットでのブレイクまでには長い年月がかかります。そのため、原料メーカーでは、何年も先のトレンドを仕掛けていることも少なくはありません。逆に言えば、原料メーカーでの「これはいける!」と感じた小さな種が、数年後、大きなヒットに結びつくことがあります。そのことは、創業以来の当社の製品開発の歴史とマーケットトレンドの歴史とを見ることで、確かに証明ができるのです。

化粧品原料の開発から販売までの流れ

初期の企画から、原料調査に入り、トライアンドエラーを繰り返しながら製品化。世に出て消費者に届くまで早くて3~5年の歳月がかかります。

当社製品開発と化粧品業界の歴史

化粧品業界のヒット製品の開発に長年携わってきた当社の原料開発の歴史と化粧品マーケットのトレンド、推移を対でご覧いただけます。当社ご用命の際のご参考としてください。

年代 当社製品名 製品特長・解説 マーケットトレンド
2009年 プロテオグリカンIPC
弘前大学、株式会社角弘との共同開発によりサケの鼻軟骨より化粧品原料「プロテオグリカンIPC」を製品化しました。アンチエイジング化粧品向けにコラーゲンやヒアルロン酸に次ぐ生体成分として化粧品市場や健康食品市場から注目されています。 メラニン受け渡し抑制効果が美白有効成分として認可(2010年)
美白へのアプローチが多様化
遺伝子・抗糖化コスメブーム。(2009年)
2006年 アブソレージ
一丸ファルコスでは、グリケーション(糖化反応)抑制の研究が進む中、セイヨウオオバコの種子から得られるエキスに強い阻害作用を確認し、抗老化、また肌透明感の向上を目的とした化粧品向けに「アブソレージ」を製品化しました。
バイオベネフィティ
遺伝子の過剰な発現により色素沈着、角化異常などが引き起こされることを確認しました。遺伝子の過剰発現は、転写因子「NF-κB」の活性が原因とされ、「NF-κB」の活性を抑える作用がアーティチョーク葉のエキス中の“シナロピクリン”に高い有効性があることが研究によって確認できました。そしてシナロピクリンを主成分とした「バイオベネフィティ」を開発しました。
プリンセスケア
一丸ファルコスでは基底膜の主要マトリックス「Ⅳ型コラーゲン」を「トリプターゼ」が直接的、間接的に破壊することを明らかにし、トリプターゼ活性を抑制する作用をヒメフウロエキスにて確認しました。「トリプターゼ」は近年、かゆみや真皮マトリックスの破壊などの作用や紫外線の影響によって増加することも明らかになっています。
キュアベリー
一丸ファルコスではGABA(γアミノ酪酸)が線維芽細胞増殖、ヒアルロン酸産生、生体内抗酸化物質グルタチオン産生を促進するなど細胞機能の活性化につながっていることを見出しました。さらにGABA産生酵素であるGAD67を増加させる働きを多くの植物由来原料の中からビルベリー葉エキスにあることが確認できました。
2005年 クレアージュ
“メラニンダイエット”と謳う新しい美白理論のもと、プルーンにその効果が確認できました。ケラチノサイトへメラニンを取り込ませないというコンセプトでプルーン由来製品「クレアージュ」は開発されました。
フィトコラージュ(N)
ダイズを発酵させ得られるポリグルタミン酸が主成分の製品「フィトコラージュ」。感触がコラーゲンと酷似していることからそう名づけられました。1997年に発売した「フィトコラージュ」を2004年にリニューアルし「フィトコラージュ(N)」としました。 エナジーシグナルAMP配合製品発売(2005年)
m‐トラネキサム酸配合製品発売(2005年)
「メラニンロード封鎖」理論発表(2004年)
2003年 ビオセルアクトアロエベラ
原料の鮮度にこだわり“沖縄産アロエベラ”を使用。新たに開発されたアロエベラエキスはアロエベラ特有の感触を活かし、さらに有効成分である多糖体を壊すことなく抽出され多くの有効性が確認されています。 化粧品規制緩和‐化粧品に全成分表示が義務付けられる。(2001年4月)
ファルコレックスマロニエB
グリケーション(糖化反応)はメイラード反応とも呼ばれます。1960年代には生体内でタンパク質の糖化反応が注目されるようになり、老化原因のひとつとされています。マロニエエキスにはメイラード反応抑制作用が確認されています。 BSE問題発生(2001年)
牛由来コラーゲンの需要が低下し、各メーカーは魚由来コラーゲンの開発に注力。(2000年代)
1997年 フラボステロンS
ダイズ胚芽に含まれるイソフラボンはポリフェノールの一種で女性ホルモンと似た働きがあります。このイソフラボンを主成分としたフラボステロンSが開発され、更年期を迎えた女性向け化粧品が増加しました。 美白市場が拡大。(1990年代)
1994年 FMエキスLA
発酵乳エキスには古い角質を除去し、ターンオーバーを促進させる乳酸が多く含有しています。ソフトピーリングを目的とする化粧品向けに「FMエキスLA」は開発されました。 ピーリング化粧品がブームに。AHA(αヒドロキシ酸)を配合し、古い角質を除去し、シミやシワを目立たなくする、という理論が流行となる。
化粧品メーカーによる育毛剤の発売が増加。
1993年 ファルコレックスユキノシタMB
紫外線によるDNA損傷を修復する作用を研究し、ユキノシタエキスにその効果を見出しました。化粧品市場で初めて遺伝子レベルでのUVケア原料が開発されました。 痩身化粧品がブームに。
アルブチン配合製品発売(1990年)
50代以上をターゲットとした化粧品が発売。“女性ホルモン様作用”が話題に。
ルシノールが美白成分認可(1998年)
敏感肌に対する化粧品が台頭。「敏感肌」と自己診断する女性が急増。無添加・無着色・表示指定成分無配合など「低刺激」を謳うブランドが誕生。(1990年代後半)
1984年 オウゴンリキッドB
オウゴンエキスは化粧品原料として初めてSOD様作用を確認、以後、オウゴンエキスによる抗光老化の効果も発表しました。 自然派化粧品、健康食品がブームとなる(エコやナチュラル志向が芽生える)。
オゾンホールの報告(1983年)。紫外線の害について叫ばれるようになり、UVケア、美白への意識が高まる。
1980年代 ◇MPG顆粒(1988)
◇キチンリキッド(1986)
◇シコニックスリキッド(1984)
◇スエルチアニン(1980)
1970年代 ◇シルクゲンGソルブル/パウダー(1978)
◇シンホングギニシンLV(1977)
◇アローケープリキッド(1976)
「女子顔面黒皮症」が社会問題となる。
化粧品に対する安全性の意識が高まる。
社会は、高度経済成長期。
夏はサンオイルでこんがり焼くという時代。

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